IMC株式会社  池田医業経営研究所

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経管栄養についての国民の理解

病院の退院支援部門の話では、最近は「胃ろう」の退院患者さんがほとんどいなくて、鼻から胃へ管を通す「経鼻」の割合が増えているとのこと。診療報酬の誘導による病院サイドの変化もあるのだと思いますが、マスコミによる胃ろうに対するネガティブ報道で患者や家族が望まなくなってきているようです。
厚労省は、口から食べられるようにする努力をせずに、安易に人工的に栄養をとる手段のひとつとして「胃ろう」をしないようにとの意図だったのだと思いますが。。。退院支援部門の方々は、「チューブ栄養を受けるのなら「経鼻」よりも「胃ろう」のほうが良い場合が多いのに」と言っています。私が支援している会社の施設も「胃ろう」なら受入可なのですが「経鼻」だと×。
「経管栄養の種類はいくつかあるけど、胃ろうはやらないほうが良い」という誤った認識が、かなり定着してしまっているようで困ったものですね。