休業日:年末年始
対象地域:全国
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最近、朝日新聞のトップ記事で「患者紹介ビジネス」について取り上げらていましたが、郵便受けに訪問マッサージのチラシが入っていたのを見て、健康保険について改めて考えさせられました。
チラシには、訪問マッサージ屋さんが顧客開拓をして必要書類を作成し、医師に同意書発行を依頼したうえで、健康保険でサービスを提供するシステムについてわかりやすく記載されています。健康保険財政のことを考えていない医師は安易に同意書を発行(おそらく有料)するような気がしますし、訪問マッサージさんはお客さんが増えるし、利用者は1~3割負担で自宅でマッサージを受けられるなら進んで利用しそうです。また同意書を発行する医師は整形等の専門でなくても何科の医師の同意書でもよいみたいです。
日本の公的医療保険制度は、最終的には医師の専門性、倫理観に依拠するシステムになっていますが、このような過度な需要を生み出してしまう性善説に立った仕組みを何とかしないことには医療費の非効率を無くせないのではないでしょうか。
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